夜間塑造コースではアヒルを造りました。
まだまだ表面的な仕事に偏っていますが、バランスのとれてきた作品を2点紹介します。
A.Sくんの塑造。
全体の流れをつかみバランスをとりながら表情を追えています。
もう少し粘土付けに変化が欲しいところです。
K.Nさんの塑造。
動きを積極的に付け、バランスをとろうとしています。
即物的な観察にならず中身をコントロールできると良いでしょう。
夜間塑造コースではアヒルを造りました。
まだまだ表面的な仕事に偏っていますが、バランスのとれてきた作品を2点紹介します。
A.Sくんの塑造。
全体の流れをつかみバランスをとりながら表情を追えています。
もう少し粘土付けに変化が欲しいところです。
K.Nさんの塑造。
動きを積極的に付け、バランスをとろうとしています。
即物的な観察にならず中身をコントロールできると良いでしょう。
こちらは芸大コースのBクラスです。動物塑造です。
Y.Uくんのニワトリ
しっかりとしたバランス、立ち姿も決まってますね。粘土付けの工夫が作品の豊かさにつながっています。
講習会生のR.Tくんのニワトリ
はじめてニワトリを作ったとは思えない出来です。まだまだな所はもちろんありますが、生命感と温かさをとても感じます。よい作品です。
M.Aくんのニワトリ
かたちに対して積極的な仕事を感じます。大きな稜線が作品をシンプルにダイナミックに見せています。粘土付けのバリエーションをもっと増やせればいいですね。
R.Mさんのニワトリ
苦戦しながらも自然な存在感を追求できています。足や表情もしっかり作り込みができていて、完成度の高い作品です。
こちらは芸大コースのAクラスです。組石膏のデッサンです。
R.Kくんのデッサンです。
これまでにない仕事が出来始めてきました。丁寧な観察と空間を意識した仕事によって、調子に広がりが増え、臨場感のあるデッサンになりました。良い自信がついたのではないでしょうか。
こちらはデッサンコースです。馬頭の組みモチーフ。
Y.Y君のデッサンです。最近メキメキと頭角をあらわしているY.Y君。細かな描写と大きなトーンの仕事が噛み合い始めて、画面上で細部を引き出してくる仕事と柔らかく光をつかむ仕事が出来るようになってきました。
今日、お昼休みの時間を使いながら、9月初めに行われる山登りの顔合わせがありました!!
結構人数が集まるのかな?楽しみですね♪
夜間塑造はアヒルを造っています。粘土をとったり付けたり、ガンガン動かしましょう!!
真剣な眼差しです。
こちらは動物ゼミ 生命感 再構成 動くものを捉える 三つのキーワードを元に解説をしました。その後はとことんクロッキーです。
みんなじっくりと観察しています。
今日は昼間部講師の吉田さんによる【手ゼミ】が行われました。
手の素描をテーマに「光線、ポーズ、構図、空間、鉛筆の使い方、3時間の使い方」などなど具体的な手法を体験しながらスライドの講義とからめて行われました。
漠然と鉛筆素描を苦手と感じていた人にはかなり勉強になったのではないでしょうか。
学生の疑問に徹底的に解説をしました。
論理的な指導
こちらは芸大コースBクラスのヘルメスデッサンでした。
N.Nさんのデッサン。
丁寧に、しっかりイメージを持って仕事が出来ています。
頭部など、もっと動きを意識した力強い作業が入ってくると良いですね。
こちらは芸大コース Aクラスのブルータス首像模刻です。
S.Hくんの塑造
全体的にリズム感もよく、動きと構造理解が出来てきました。
後頭部などの作り込みがもっと出来るとさらに良くなるでしょう。
R.Kくんの塑造
構造が解ったと本人。安定してきましたね。構造の正確さが増してくると印象も良くなりますね。彫刻の細部の凹凸をさらに観察してリアリティーがもっとでると良いですね。
こちらデッサンコースのパジャントです。
T.Aくんのデッサン
印象をよく捉え、石膏の持つ色味を上手く引き出すことが出来ていますね。描き進むことで空間の広がりが単調になってしまったのが惜しいです。
夜間塑造クラスでは奴隷の模刻をしました。
全体にまだまだ出来が甘いですが、熱気を持って皆さん後半頑張っていました。
その中で、S.Tさんの作品は作り急がず、全体像を丁寧に合わせていきました。
表情など詰めはまだまだですが、この時期はこういった仕事が大事ですね。
明日はアヒルの塑造です。
バランスをしっかり確認しましょう。
講習会に参加できなくても家で出来ることはたくさんあります。今日は自宅課題に取り組む学生が鉛筆素描を持ってきてくれました。
K.Iさんの素描です。
しっかりとした描写ができるようになってきました。表情を丁寧に観察することによって密度のあるデッサンになりました。この調子でどんどん頑張っていきましょう〜!
こちらは芸大コースBです。ブルータスの模刻をしました。キャリアからビギナーまでまざっています。色々な人から良い刺激を受けてください。
Y.Uくんの模刻
模刻にはお約束がありますと言いましたが、それを見事にふまえての仕事です。バランス、動き、粘土付け、見事ですね。動きによるカタチの連動がもう少しほしい気もしますが、印象の良さがまず目に飛び込んできます。Good Job!!
こちらは芸大コースAです。ヘルメスのデッサンでした。初日ということで盛り上がりのあるデッサンがたくさんがありました。バリエーションに幅があり、預かりが二枚出ました。
M.Mさんのデッサン
預かりデッサンです。描き込みの強引さが消え、全体像と調子のつながりを意識した仕事ができました。これまでのデッサンの質と変わってきましたね。
S.Hくんのデッサン
預かりデッサンです。丁寧な観察によって描写の幅が増え、形が柔らかく繋がり始めています。派手さはありませんが好感の持てるデッサンです。
K.Nさんのデッサン
印象をよく捉えた良いデッサンです。頭部の描写にも説得力が出て来ています。回り込みを含め、際へ繋がる形態をより追い込めると良いですね。
S.Eくんのデッサン
現役生のデッサンです。正面の難しい位置ですが、頭部、首、体の構成をしっかり捉えられています。形にまだ単調な部分が見られるので観察による描写をさらに心掛けましょう。
こちらはデッサンコース、闘士のデッサンです。
K.Tさんのデッサンです。
顔面の炭づかい、印象など、気持ちよくとらえています。のびのびと描けていますね。台座や体までこの勢いで追いきれると良いですね。
K.Hさんのデッサンです。
顔面の印象を課題にしていましたが、正中線からの確認や立体的な位置関係を合わせてこれました。首の強さなどもより追えると良いですね。
S.Gくんのデッサンです。顔面の追い込みなどはまだ甘さがありますが、体の形態感への追求や、ハーフトーンの中でのデリケートな凹凸感は独特の良さがありますね。
夏は一気に実力をつけるチャンスです。
夜間ではそんなチャンスをものにするため、充実したコースが設定されています。
今日は昼間部講師の氷室さんによる人物クロッキー&デッサンのゼミが行われました。
今日の内容は、氷室さんが独自にまとめた資料をもとに、モデルさんにいろいろ動いてもらいながら重心の取り方や、筋肉の流れの見方、動きのバランスなどについて体験しながらレクチャーしました。その後、クロッキー帳を床に広げ実際にクロッキー。
非常にわかりやすく理解が深まったのではないでしょうか。
このゼミは8/2.3と8/9.10、8/16.17の3回行われます。連続でとる人、単発でとる人それぞれに対応した内容を考えているので、是非参加してみてください。昼のコースしかとっていない学生には特におすすめです。
こちらは夜間塑造コース。人数が多いので、部屋を増やし二部屋で制作しています。
今日の課題は、経験者は「奴隷」、経験の浅い人は「アバタのヴィーナス」です。
どちらもねじれのある動きが特徴でゆったりとした面の移り変わりをとらえたいところです。
高校生も大体夏休みに入ったこともあり、地方からの受講生も増えていよいよ夏の講習会らしくなってきました。
今年は北は北海道、南は沖縄からも受講生がいて、盛り上がっています。
他にも関東はもとより九州、四国、中国、近畿、関西、中部、東海、信越、東北と全国から高校生が集まってきています。海外からは韓国とマレーシアからも留学生が参加していてます。
これからでも遅くないので彫刻やってみたかったら来てください。
こちらは芸大コースBクラスの制作風景です。
こちらは芸大コースAクラスの制作風景。
こちらはデッサンコースの制作風景。
この夏、しっかりと力をつけましょう!!!
暑さに負けないようにがんばりましょう!!!
出ました!! 夏季講習で初のあずかりです。
T.Aくんのデッサン 盛り上がりを感じますね。本人の課題としていた観察を通してのリアリティーが出てきました。この調子でガンガンいきましょう!!
夜間は一週間かけてつくった人体塑造です。どんな作品が出来たでしょうか?
Y.Uくんの塑造です。一番大きくつくり、粘土がいきいきとしています。充実した仕事で、骨格的、構造的にも優れていました。
M.Mさんの塑造です。しっかり観察していてリアルでした。再構成もされていて立ち姿に安定感がありました。
K.Tさんの塑造です。全体感がよく、末端の仕事、手、足の仕事も見応えがありました。カタチの流れがもう少しつながっているとなお良いです。
こちらは夜間女性首像です。
T.Aくんの塑造です。今日はデッサン、塑造と大暴れです。
生命感が出てきました。自分がどんな塑造をしているのか客観的に仕事ができました。いいですね!
短期が本日で終了しました。たった4課題でしたが、キッカケをつかみ伸びた学生もいました!みなさん日増しに集中していました。この勢いで前期に突入!!
ブルータスのあとはガッタメとアポロンの組モチーフを描きました。石膏単体と違い、組みモチーフは二つのスケール感や位置関係などシビアな仕事が要求されます。嘘をつかないようにまずは意図のある構図を決めましょう。完成のビジョンを持つことで仕事の進みが違いますよ。
連日、本当に暑い日が続いています!!思考がとろけそうです。体調管理には気を付けて下さい。
さて本日はブルータスです。オーソドックスな課題ですね。カタチがつよくはっきりしている為、見上げ、正面、見下ろし等、座る位置によって様々なカタチが見えてきます。
夜間彫刻一般クラスは本日からモデルさんの首像をつくります。
まずは芯棒作り。やわらかい粘土を使いましょう! 色々な角度からのクロッキーも忘れずに。先に作った模刻と違いモデルさんを使った塑造ではそれは作品になり得ます。生身のモデルさんが持つ生命感が大切です。
今日の藝大デッサン特訓コースでは、昨日午後からの続きの木炭デッサンで、8.5時間で、組みモチーフでした!
自分の課題は?、テーマは?、個人個人、それぞれが意識をしっかり持って、取り組むことが大切です。自分の今の実力にあった、課題をもって、一つ一つ、こなして行くと、確実に実力アップします。
短期のこのコースで、この3日間だけでも、かなりいい集中力で、みんな伸びているとこに気がつくと思います。この調子で頑張って行きましょう!
*彫刻科の夏季講習会の参加者全員に、すいどーばた彫刻科、略して、どば彫から、すてきな、昨年度藝大合格者、買い上げ作品ポストカードセット(9枚組み/今日出来立ての最新版です。)があります。お楽しみに!!!(^v^)/
こちらは夜間彫刻一般コースと夜間人体彫刻コースです。一週間かけて人体塑造をします。
今日の1枚は、n.nさん。力強い良いデッサンになりましたね。この調子でさらに、構造力をアップして、不動のNo.1目指していこう!(^v^)/
午前中の講評会風景。
いよいよ始まりましたね。^^
みんな張り切って頑張っています!!
きっと実力アップ間違い無しですね。
前期の夜からは、特別ゼミも、盛り沢山!みなさんまだ間に合うので、是非受講して実力つけちゃおう!!
応援しています。 彫刻科
1学期も昨日終了しましたね。今日はその打ち上げをかねて、夜間部主催の大BBQ大会!です。
昼間部生も他の科からも、参加自由ですので、たくさんの参加者(27名)で、盛り上がりました!
みんなとっても元気に川で泳いだり、のびのび自然に触れて、バーベキューを楽しみました。
西武線の高麗駅からすぐの巾着田で、行いました。駅で記念撮影!下は、到着してすぐに、川へダイブ!!きれいで気持ちいい水でしたね。(^V^)/::
おいしい焼き肉と自家製キムチ、焼きそば、マシュマロ、などなど、おいしかったですね。
みんなたっぷり、自然を満喫して、お腹も満足!して夏期講習へのパワーをつけたのでした。
あっという間の時間でしたね。
今日は学期末コンクールの採点と講評でした。
今日の課題は「円盤投げトルソの背面」のデッサンと
「鳩」の塑造でした。
デッサンでは久しぶりに「a」ランクが1点出ました。このランクは東京芸大の入試においてトップランクに位置するもので、すいどーばたでも年間で数点しかでないものです。
円盤投げの背面は表面描写だけでは表現が難しく、動きの理解や構造の組み立てがしっかり出来ていることが求められます。
数点作品を紹介したいと思います。
1位のR.Mくんのデッサン
的確な描写と奇麗な空間と光をつかんだ秀作です。ここ数枚でデッサンがつかめてきましたね。若干動きが固いですが人物デッサンに続きgoodです。
2位のS.Tさんのデッサン
構造をしっかりとらえ、安定したデッサンです。力の溜まった表情から動きにゆったりとつなげています。
3位のM.Mさんのデッサン
動きの理解が深く、コントロールされたデッサンです。見た目は少し強引ですが、安定感があります。
4位のR.Kくんのデッサン
スケール感がありタップリとした量感が魅力です。
6位のY.Uくんのデッサン
炭の響きがいいですね。カタチがもっともっと広がるとなお良いです。
塑造は鳩らしさや生命感が求められます。
Y.Uくんの塑造
二羽の鳩を効果的に組み合わせた秀作。安定した内容を感じさせます。
N.Nさんの塑造
シンプルに抜かりない表現がで来ていますが、パーツのつながりや構造をもっと追っていきましょう。
少しの間、お休みです。一学期の反省点を夏の講習で取り組めるよう、リフレッシュしてください。
夜間部の1学期最後のデッサンで、ベルベデーレのコンクールでした。木炭紙の倍判サイズで挑戦!みんな、とても集中して頑張りました。この時期にやってほしい、デッサンの仕事として、動きや力の流れを観察すること。彫刻科として、とても重要なポイントで、間違ったら、何回も直すことで、だんだん真実に迫って行けるのです。そんないい仕事をしているデッサンを1位にしました。ご紹介します。
(高校3年生のoさんのデッサン)
のびのびと形や量感を探っている力強いデッサンです。まだ途中ですが、とてもいい描きっぷりです。これから仕上がって行くとかなり、良いデッサンになるでしょう。
(^v^)/
いよいよ暑くなってきて、夏季講習会が近づいてきましたね。
夏季講習会のコース選択について、簡単に解説しようと思います。夏は実力を大きく伸ばすチャンスです。講習会中は彫刻科専門の指導スタッフが毎日、複数来て指導に当たりますし、さまざまなモチーフに取り組むことが出来ます。
そんな充実した環境ですので、昼6時間、夜3時間のコースを組み合わせてとると、とても効果的です。
短期は
芸大デッサン特訓コース、夜間人体彫刻コース
前期、後期が
デッサンコース、夜間塑造強化コース
がおすすめです。
特に塑造力を強化したい学生は
前期、後期を
芸大コース、夜間塑造強化コース
にすると、集中的に塑造課題に取り組むことが出来ます。ただ一日9時間塑造という日が半分になるので、体力に自信がないとキツイかもしれません。
どうしても夜間受講できない場合は、
短期は芸大デッサン特訓コース、
前期、後期は芸大コース
と受講すればデッサン、塑造の実技にバランス良く取り組むことができます。
また、下のエントリーに各夜間ゼミの解説などがあるので、コース選択の参考にしてみてください。夜間塑造を受講していれば、その料金でゼミを単発で受講することも可能です。
みなさん、自分にとって最適なコース選択で、夏季講習を充実したものにしてください!
今日は裸婦素描6h 鳩の素描3hのコンクールでした。全体的にはまだまだってところですね。手数は多い感じを受けますが、それが人間らしさ、重心を意識しながら立たせる事、佇まいをはらませながら生命感につなげたいところです。鳩の素描は普段やってない事もあり、キビシイ結果でした。でもまだまだ時間はたっぷりあります。夏季講習前に課題が明確になりました。コンクールはデッサンと塑造がこの後あります。今日をふまえて頑張って下さい。
以下上位の素描です。
1位 S.Tさんのデッサン
2位 M.Mさんのデッサン
3位 R.M君のデッサン
5位 T.A君のデッサン
M.Mさんの素描
一学期も残り少なくなってきました。学期末コンクールがんばって下さい。
さて、夏季講習ですが、どばた彫刻科ではいろいろな授業を用意してます。地方からどばたの講習会に参加を希望しているが、お金の都合で昼間しか受講できない学生もいるでしょう。そんな方にうってつけなのが、夏季ゼミです!!基本二日で料金は6000円です。夜17:00から20:00までの夜間に行います。彫刻科各講師がそれぞれを担当します。
ゼミの風景(前回の模様から)
クロッキー&人体ゼミ担当 氷室講師 7/26-27.8/2-3.9-10.16-17の4回
クロッキー&人体デッサンゼミ
クロッキー”と一言っにくくっても幅広く、以外にやっているつもりでも、目的が曖昧な場合が多い。そこで、目的を明確にし絞りつつ、自分が必要とする力を中心に養って行きたい。
いつでも気軽に取り組めるクロッキーで、彫刻的な理解力や見方を身につけよう。
構図や、バランスなどが取れない。印象が合わない学生などにお勧め!
さらに、人体を捉える上で大事なポイントも、実際にモデルさんを使いながらレクチャーし、確実に押さえます!(男性モデルさんも来ます!)
初日→クロッキーと人体に関するレクチャー&クロッキー。
二日目→モデルさんを見ながらデッサン(描き出し)&指導。
人体デッサンで培った要素は、彫刻全ての課題に通じます!
手ゼミ、自画像ゼミ担当 吉田講師 7/28-29.8/4-7
手ゼミ
形の取り方、鉛筆の使い方、光の作り方、わからなかった素描の基本が、スッキリわかる。鉛筆のカラーチップを作成し柔らかいトーンから、シャープな描写まで。2008年東京芸大2次試験出題の手の素描を徹底レクチャー。
自画像ゼミ
自画像が苦手な人は、描く前にネガティブなイメージを持ってしまっている。そのイメージを描きはじめる前にどれだけ高められるかがポイントになります。デジカメとプリンターを利用して、光線状況、描きどころ、空間等、ポイントを描く前につかむ!
動物ゼミ担当 阿部 7/30.31
動物をメインに素描力UP!! 素描の力は美術をやる上で大切です。モチーフから必要な情報を自分で選ぶ力は物事の本質を見抜く目を養います。
種の普遍的なバランス、生命感、骨格、地面に立つこと、質感などいくつかのキーワードをあげてそれについて解説をします。アトリエにニワトリを放ち、クロッキーや素描をします。
パースと光ゼミ担当 竹花講師 8/11-14
1日目 パースって何?、光って何?、
スライド等を使って解りやすく説明します。その後に練習実技と指導。簡単な静
物デッサンをしながら。ポイントや注意点の説明をします。
(スライドの図例)
2日目 パースと光を使って絵心を知る。形の法則を知る。説明と短時間で実技と
指導。石膏像の印象の取り方など説明します。
3日目、4日目に静物5時間デッサン。最後に講評会。パースと光を最大限利用した
素描を完成させて、自信をつけられます。
最後のデッサンで、本当に理解出来たか?試す内容の課題に挑戦します。
たったの四日間で自分のデッサンの知識がどれほど変わるのか!?お楽しみに!
初心者から実力者まで、実力に合わせて、徹底的に鍛えます。今更聞けない質問
なども、気軽に聞いて下さい。合格目指して、やる気のある皆さんのご参加をお
待ちしております。
以上参考にしてみてください。
今日で、テラコッタ講座は終了しました。
参加した皆様、お疲れさまでした!(^v^)/
始めに窯場から、無事に焼き上がった作品をみんなで運んでから、修正や着色の説明を聞いて、思い思いに、そして真剣に作品を仕上げていきました。
その作者の人柄や、性格なども感じられるおもしろい作品がたくさん並び、展示を終えて、一言づつ作品について語ってもらいました。作者のドローイングも作品と一緒に展示した学生もいます。
本当に良い展示になりましたので、展示期間中(7/4〜10)、ぜひ実際に見に来て下さいね。
今日の奴隷のデッサンは前半の狂いや印象のズレを、徐々に修正しつつ、高い集中力で最終的には熱気のあるデッサンが多く並びました!
クラス担当2名で、あずかりデッサンを選ぶべく、一枚ずつ精査したのですが、良い熱気で描きにいっている分、一点ずつの微妙なズレや、もの足りない点が、比べて見ていく中で出てきてしまいました。
良いデッサンが多かったのですが、その心意気に応えるべく、こちらも本気で見ていくと、頭一つ抜けてくるデッサンは見つけられませんでした。
こんな日もある。そして理想はもっと遠くにある!あしたもがんばろう!!
動物の骨を塑像するとき、模刻のようにそっくりに造る事とは違います。模刻は基本、彫刻がモチーフですので再構成されていますが、骨はされていません。人体素描や、モデル首像、自刻像と同じように再構成が必要です。種の普遍的なバランスのモト、表面をツカサどる質感まで迫る粘土の扱い具合も要求されます。少し飛躍的な話にはなりますが、模刻のそれとは違い造る側に作品に成りえるような自由度の要素を持てるのが動物の骨の塑像だと言えます。
さて今回の塑像ですが、
S.Tさんの塑造
ゾウの模刻です。粘土に厚みがあり、設置面やカタチの回り込みまで仕事が行き届いています。顎の存在感に対しての後頭部の強さがもう少し欲しいですね。
M.Mさんの塑造
素描的な観察によって形に幅が増え、質感に迫れています。骨が持つ構造的な強さまでさらに迫れると抜群に良くなりますね。
T.Aくんの塑造
牛骨の構造、バランスをしっかり捉えられています。あとは骨が持っている質感や厚みなどいろいろと探り、もっと触るように形を追って行きましょう。
M.Yさんの塑造
観察による仕事が全体に行き届いています。形を捉まえて行くようによりと取り組んでいけると良いですね。柔らかさがいいですので自信を持って行きましょう。