講評のあと西嶋先生の彫刻論がありました。自身の作品を過去から追いながら、自分にとって彫刻をつくることとは。そしてその事を軸とした思考の展開。それに伴う素材の移りかわりや、また表現の手法の変化など、時間を経ながら織りなす世界観はとても刺激になりましたね。
ゆったりと語る西嶋主任
つづいて吉田先生の動物レクチャー 今年は集中力をもって観察をすることはできるが、それは目で見える情報だけが頼りの学生が多いです。構造や骨格的な理解がないと動き回る動物には対応できる限界は近いです。鳩、アヒル、にわとりの個々の骨格の特徴の違いによる普遍な体つきの種類分けや、動きに伴う正中線の話、粘土付けなど様々なフィニッシュワークの紹介などこちらも参考になりましたね。
的確なコメントの吉田講師
聞き入る学生