2日での自刻像。粘土40キロを使用しての課題とあってかなりの大きさになりましたが、その大きさに負けず、それぞれが大胆にそしてチャレンジ精神を持って取り組むことができました。
M.Fさん。フードを被った状況が量感を持って表現されています。顔の形態もしっかり押さえられました。秀逸です。
A.Sさんの作品。全体のバランス、が量感、密度感を持ってバランス良く表現できました。成長著しく安定感も増しました。
A.Aさんのトルソにした作品。ゆったりとした中に頭部に密度感を持たせ、メリハリが生きています。
K.Y君。表面的な表現がまだまだ気になりますが、本人の徹底した「突っ込み」が作品に迫力となって現れました。課題としては沢山ありますが、やりきった感は本人に自信に繋がることでしょう。
H-S君。キリスト?なんて。いやいやこれ、彼の得意のポーズ。こちらも作り込みの強度は抜群です。この髪の毛の表現を抜きにしても、もう耐えられる作品になるでしょう。次のチャレンジです。
講習会生のH.N君。観察と再現力には抜群の力を発揮します。あとは彫刻的な表現の方法を探って欲しいと思います。
現役高校生のM.A君。細部にこだわらずに堂々と正面から立ち向かった、そんな力強さ。シンメトリーの単純さが逆に気にもなりますが、存在感の優れたものとなりました。