ミロのビーナスとグデア+友人像です。

引き続きミロのビーナスとグデアです。ビーナスの大きな空間を伴った形態感の強さやグデアの強いフォルムと装飾的な印象、様々な要素を持ったモチーフです。それにより色々な感じ方、攻め方ができるでしょう。

H,Yくんのデッサン
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気持ちの入った描写にエネルギーを感じます。手前、奥や陰影の濃淡に反応したグラデーションは空間を感じさせます。輪郭に頼らないデッサンになってきましたね。

S,Sくんのデッサン
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グデアの顔を大胆にカットしたにもかからわず、他のデッサンに負けない内容を感じます。逆光で炭をコントロールするのは簡単ではありませんが、上手く光や反射光の違いを表現し、臨場感ある画面になりました。あえてリクエストするならモチーフの重量感がほしいところです。

A,Sさんのデッサン
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強引ではないナチュラルな画面が良いですね。で・す・が・フワッとした印象が広範囲になってしまい、たたくとコツンと音がするような抵抗感がもうすこしほしいところです。

塑造も、面白い作品が出てきました!
やはり模刻とは違って、人間の骨格や構造を利用しながら、その人らしさや内面まで表現する事に勇敢に挑戦していって欲しいですね。
N.Sさんの作品。
帽子を含め、こう表現したい!と言ったイメージが形になってきています。硬さも抜けてきてとても完成度の高い作品です。
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A.Yさんの作品です。
モコモコするくせも抜けて、がっちりした形態を意識しながら、かつ硬くならずに柔軟に表現が出来ています。
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N.Nさんの作品です。
表情も含め、これも完成へのイメージをしっかり最後まで持ちながら作業が出来ています。抜かりがなく作品としてのかっこ良さがあります。
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Y.U君の作品です。
まったりさから抜けだし、強さが頭部と表情に入ってきてバランスが取れてきました。似せる事と、表現の強さのバランスを上手く攻めぎあえた作品です。
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この記事について

このページは、彫刻科教員が2009年12月 1日 14:40に書いた記事です。

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