人体素描

クラス合同で裸婦を描きました。石膏デッサンと違い答えが限定されない人体素描は、色々なアプローチでせめることができます。着眼点をもって積極的に取り組んでいる人が何人もいました。その中で数枚紹介します。

DSC_0046.jpg
Y.U君のデッサンです。
立脚の方の形の捉え方に弱さがありますが、視点がはっきりしていて、人体の持つしなやかさが感じられます。

DSC_0064-1.jpg
N.S君のデッサンです。
一つ一つの形に対する反応は弱いですが、全体感があり、周りの空気を感じます。とても自然に印象が表現できています。

DSC_0044.jpg
N.Sさんのデッサンです。
立脚の足がやや単調ですが、しっかり個々の形態を追いながら全体感も損なわず仕事が出来ています。

DSC_0064.jpg
M,Yさんのデッサン
熱気のこもったよいデッサンです。特に体などにしっかりとつまった抵抗感が感じられ、鉛筆の線が皮膚の質感にかわりはじめています。首から上が少しカタイ感じがするのがおしいですね。

DSC_0051.jpg
A,Sさんのデッサン
バチンとはえるデッサンです。部分のつながりがしっかりとしてきました。空間がでるとなお良いですね。

DSC_0054-5.jpg
A,Sさんのデッサン
生命感をとくに感じます。内容が豊富ですね。スラッとした立ち姿がもう少し足りないです。たたずまいさがほしいところです。

DSC_0063.jpg
M,Yさんのマルスと単管のデッサン
色味を含め内容が深まったデッサンです。モチーフの印象がよく自然さを感じます。強引さが無いところもGoodです。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2009年10月10日 17:17に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「昨日のデッサンあずかり」です。

次の記事は「彫刻科恒例行事!!登山”の日がやってきました!!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。