設置状況を踏まえながら構図を考える事や、布が巻いてあることに惑わされず
ヘルメスの構造を見失わない事などがポイントですね!
さらに布の質感まで追えると良いですね。
今回は、気になった3点の作品を上げてみたいと思います。
Y.U君のデッサン。
光や印象、視点など全体に意識が行き渡っていて丁寧なデッサンです。
課題だった、印象や面を拾い形にしていく部分などが徐々にクリア
されてきています。この夏で、さらに上を目指していきましょう!
K.Tさんのデッサン。
講習中以外では、通信で頑張っているTさん。とても伸びてきています。
布をきちんと意識しながら、ヘルメスの張りを追うことが出来ています。
やや単調ではありますが、自然な空気感を表現できています。
N.Nさんのデッサン。
頭部の持っている空間が狭く、まだ未完成ではありますが、何回も形を直しながら
妥協しなかった事が、首から下のヘルメスの持つ独特の量感に迫れています。
もう少し描き進められれば、Nさんの炭の持つ力強さが生きてくると思います。