11月8,9日に全国公開コンクールが行われました。
湘南美術学院との合同は今年で5回目です。
参加人数は135名と芸大受験生の約2/3の学生が集まりました。
全国規模のコンクールらしく北は岩手、南は福岡から参加してくれた人がいました。
お疲れさまでした。
モチーフは「円盤投げトルソ」です。
8日に6hかけて皆さんが描いたデッサンをすいどーばた、湘南の講師10名でじっくり採点いたしました。
各講師の持ち点制で行い、合計点の集計で順番が決まります。他の講師の採点に影響されないように、まずは手持ちのボードの中で採点し、その結果を採点表に一斉にシールを貼っていく方法を取っております。
同点の場合は挙手により多数決。
そしてA〜Cまでランクをつけていきます。今回はA、aのランクは出ませんでした。
翌日は朝から全体講評。
上位の15点を全体の中で講評。各デッサンに対して、評価の分かれた二人の講師に講評してもらう形式で行いました。
そして表彰。今年は豪華賞品でしたね。
全体講評終了後、5つの部屋に分かれ個人講評。
湘南美術学院の講師とすいどーばた美術学院の講師が混ざり合っての講評。
そして、午後からは彫刻家 林武史氏(東京芸術大学彫刻科准教授)の講演会。
林さんの彫刻を志す切っ掛けとなったブランクーシの言葉をキーワードに
制作に対する姿勢や作品に対する想いをお話しいただきました。
学生からも質問にも丁寧に応えていただきました。
林さんが企画した展示「駅2008 鶴見線に降りたアートたち展」
興味がある人は足を運んでみてください。
皆さん充実した2日間が過ごせたのではないかと思います。
良い結果が出せた人、思わぬ失敗をした人、それぞれだと思います。
この経験を生かし、芸大の試験までの4ヶ月間を過ごしていただければと思います。
参加した皆さん、お疲れさまでした。