●コンクール自刻像
4月からの数多のレクチャー、その成果を見てみるべき塑造コンクールを行いました。
課題は自刻像、骨格や構造、動きに伴う構成、生き生きとした生命感あふれる粘土付け、様々な要素を盛り込めます。
みんな良い制作できたかな?
今回は自刻像ですのでイニシャルは控えます。
1位
空気感、雰囲気ありです。
2位
形態がしっかりしてます。
3位
情緒的、世界観ですね。
4位
スケール感、広がりを感じます。
4月からの数多のレクチャー、その成果を見てみるべき塑造コンクールを行いました。
課題は自刻像、骨格や構造、動きに伴う構成、生き生きとした生命感あふれる粘土付け、様々な要素を盛り込めます。
みんな良い制作できたかな?
今回は自刻像ですのでイニシャルは控えます。
1位
空気感、雰囲気ありです。
2位
形態がしっかりしてます。
3位
情緒的、世界観ですね。
4位
スケール感、広がりを感じます。
動物レクチャーを踏まえて、12時間で動物塑造!
クロッキーの成果か、全体的に大枠のバランスがよかったです。
ただ、動物塑造はそこからです。
どういった意図、意思を持って作品として仕上げていくか
楽しくもあり、責任感が問われるところですね。
まだまだ始まったばかりですので、貪欲にチャレンジして下さい。
トライアンドエラーで!
ドージョー・リポンクラスから2点紹介します。
Y.Mさん
総合的にバランスの良い仕事でした。
頭部の印象はまだまだいけますね。
粘土の扱いや、動きの繋がり等ももっともっと高みを目指していきましょう。
M.Kさん
なんと初めてのアヒル塑造とのこと…
バランス、自然さ、アヒルの可愛らしさ、初めてとは思えない精度と完成度でした。
この素直な観察で、見えるものを更に増やしていって下さい!
彫刻科に新しい仲間が加わりました!!
マイクとスピーカーさんです!!
これまで換気扇やマスクなどで声が聞きにくい時もありましたよね。
これで講評時の話が格段に耳に入って来ます!!
早速明日のコンクールの講評で登場予定ですよ。
これからもガンガン講評しちゃうのでヨロシク!!!
彫刻科講師の小川(齊藤寛之)と阿部光成がグループ展に参加しています。
場所は前主任の西島雄志さんの経営するgallery・studio・cafe newroll。
小品の展示即売形式で西島さんや基礎科の浅井拓馬先生の作品もございます。
お越しの際は事前にギャラリー情報をチェックし、アポイントメントを取ってからお願いします。
来たる6月の自由制作に向けて、講師の彫刻論がありました!
まずは綾子さん
最近取り組んでいる作品の紹介から、なぜこのような制作の方向になったのか?その辺りを丁寧に話して下さいました。
彫刻の可能性の半径を自分なりに広げていくような内容には勇気をもらえましたね。
そして自宅兼アトリエのお話もありました。自分でマンションをスケルトン状態からリフォーム!!
刺激になります〜
続いて阿部さん
スライドを使って、作品のこと、素材のこと、空間のことなど話していただきました。
そして今回も昨年に引き続き、実際に石に触れながら
制作の基本のこと、体の使い方など学んでいきました!
70キロもある石をどうすれば安全に人の力で動かすことができるのか?
彫刻、立体作品を造っていく上ではとても大切なことですね。
学生も4人一組で石を移動させました!
せ〜のっ!!
麻布を使うと、力自慢の人でなくてもスイッと持ち上げることができました。
ちょっとした工夫と知識で、制作の幅が広がります。
最後は野畑さん
最近の作品を簡潔に紹介!とても魅力的な形態や表情の彫刻たち。
この粘土、乾燥するととてつもない強度を誇ります!
その後は作品の主素材である樹脂の種類の解説や、長年の研究の成果で開発したオリジナル粘土の
製造過程を惜しみなく披露!素材から作ってしまうなんて驚きでしたね〜
彫刻論第二弾は26日(木)の夜間です!!お楽しみに〜
前日の手のレクチャーと粘土クロッキーに続いての手の塑造です。
柔らかい物が多い印象でレクチャーが効いている印象を受けます。
秀作をいくつか。
プリマクラス
M.Sさん
全体の自然な力加減がなかなか良いですね。以前より柔らかく捉えられるようになりました。
リポンクラス
S.Mさん
過剰な部分もありますが動きが連動していて滑らかです。この数ヶ月で技術レベルがとても上がりました。
M.Sさん
3次元的に狙いをもって組まれた円環構造。左腕外側のほぼ垂直のアウトラインが作品全体をグッと引き締めて構成の軸になっています。
A.Sさん
工芸科出身のSさん。さすがです。誠実な観察と作業の丁寧さでとても目を引いてました。
K.Hさん
明快な意図のある吊るしの表現が、すっきりとした空間の中に生きています。観察もなかなか頑張っています。
U.Tさん
長い腕を生かし粘土板の上の空間を大きく、気持ちよく使った構成です。
4月から様々なレクチャーが続いていますが
今回は動物レクチャーでした!
まずは動物塑造のポイントや取り組むときの意識、よくモチーフになる鳥の特徴などなど
大事な話が盛り沢山!
そのあとは普段は見られないケージの外で動き回る動物たちを観察
どんな風に歩くのか、種類によってどんな仕草の違いがあるのか
動いている姿から得られる情報ってとても多いですね。
また、塑造するにあたって真上から見た形が観察できる機会というのは貴重だと思います!
動物への理解がかなり深まった時間になったのではないでしょうか。
そして午後からは粘土クロッキー!
模刻や手でも粘土クロッキーをしましたが、本当に大事です。
力をつけたいなら、「他の人よりも1つでも多く粘土クロッキーするぞ」という気持ちで
「このクロッキーはこういう狙いでいこう」としっかり意識して、自主練してみると良いんじゃないかなと思います。
実技は質も量もどちらも大切です。
こちら2点はデモストです↓
本日は手のレクチャーを行いました。
生まれた瞬間から目の前にいつもある手。だけど描いたり造ったりすると意外と知らないことだらけ。高校時代の友人は卒業アルバムに宝物を自分の手と書いていました。
そんな素敵な存在の手を美しく力強く捉えたいものです。
レクチャー後は手をモチーフに45分粘土クロッキーです。
面性で捉えています。
肉感で握り具合は分かります。
指のよじれが良いです。
手らしいライン!!
王道のポーズ!
45分ですが充実の仕事!!
単にプロポーションを合わせる事ではなく、手の持つ流れや動きによる仕草を感覚的に捉えた結果プロポーションが合ってくると考えても良いでしょう〜
粘土クロッキーを繰り返すことで、完成が目的ではなく動かしながら捉えていくことが大切だと分かって来ます。今回掴んだ感覚は他の実技にも活かして下さい!!
今日から明日にかけての模刻課題がスタートしました!じっくり時間をかけれるこの時期に苦手意識を克服しておきたいですね。
ですがその前に、実は塑造でもクロッキーは重要です。まずはモチーフがどれくらいの量感なのか、どんな構成・動きをした彫刻なのか、それを知ることが大切です。最初からきっちり測ることが逆に遠回りになることもあります。クロッキーの中で粘土を大きく動かしながら、感覚的に捉えていきましょう。
まずは講師が30分クロッキーをやってみます。
両者とも細部や正確性ではなく、もっと感覚的な印象を探っています。ブルータスはまず何と言ってもガツっとした量感が印象的ですね。メヂチにはその家柄を象徴するような華やかさがあります。作者は両方とも巨匠ミケランジェロ。同じ作者であっても、作品が生み出している空間にはそれぞれ違った魅力がありますね。粘土クロッキーのコツをあえて言うならば、短時間でその対象の魅力を引き出す、そんな感じではないでしょうか。
短時間でのクロッキーは最初は中々難しいと感じるかもしれませんが、積み重ねていくと効果が現れます。時間を見つけて自主的に取り組んでください。周りと差をつけるにはみんなと同じことをやっていても仕方ないですからね。人知れず影での努力が合格につながります!
今週の夜間部は模刻レクチャー週間です!
初日は模刻の基本姿勢や基準などについて解説。
後半からは講師アイザックのデモスト。実際どんな動きをして作るのかを、解説を聞きながら見てもらいました!
こちらがデモストになります!
1時間ほどですが明快な組み立てで進めています!
そこから3、4時間ほど作り込んだ物がこちらです!